捻挫の治し方は?足首や手首の捻挫の応急処置・マッサージ

/

捻挫

症状から記事を探す

捻挫になる主な原因とは?

足を挫く人関節には一定の可動範囲がありますが、大きな外力が加えられて許容を超える運動を強いられると、軟部組織が損傷して捻挫が起こります。
体重の影響を受けやすい足首や膝、手首、頭の重さがのしかかる首(寝違え)や身体の中心で要の役割を担っている腰(ぎっくり腰)など、身体にある関節のすべてに受傷の可能性があります。
多くの捻挫は外傷由来によって起きていますが、関節を支える筋肉の緊張筋力低下などによって身体のバランスが崩れると、捻挫を招きやすい状態を生んでしまいます。

捻挫と靭帯損傷は同じ?
違いはある?

足首を痛めた女性捻挫とは、関節に大きな外力が加えられ、可動域をはるかに超えた動きを強制されたことで生じるケガです。
関節を包んでいる関節包、骨と骨を結束して関節の逸脱を防いでいる靱帯、関節の動きを滑らかにする滑液を分泌する滑膜などの軟部組織が損傷した状態です。
一方、靱帯損傷は軟部組織に加えて靱帯自体が損傷し、損傷の程度によって症状が変わってきます。
Ⅰ度(軽度)では、靱帯が伸びた状態になり、痛みや腫れは軽度。
Ⅱ度(中度)では、靱帯の一部が断裂し、腫れや皮下損傷があり歩行困難に陥る場合も。
Ⅲ度(重度)では、靱帯が完全に断裂し、著しい腫れと皮下溢血がみられ、関節は不安定となって体重をかけられない状態です。

捻挫の基本的な改善方法、
早く改善するための考え方

包帯をする様子捻挫の基本的な対処として、炎症期(1~2週間)には、RICE処置(安静、冷却、圧迫、挙上)を行い、関節のアライメントを整えて損傷靱帯を固定します。
損傷の度合いに応じて患部の動揺を抑えるためにテーピングや固定具、包帯を使用します。
また、綿花やラバー、弾性包帯を使用して腫れを引かせるように圧迫を強化します。
疼痛が著明、荷重困難な場合は、三角巾や松葉杖で免荷を行います。
炎症期後は、瘢痕組織の形成、可動制限、筋力の低下が出現し、瘢痕や靱帯の緩みが残ると関節が不安定なまま再発の原因となることから、手技療法や温熱、理学療法で瘢痕を取り除き、体幹トレーニングなどで筋力を鍛え、再発を防ぎます。

捻挫の部位ごとの応急処置
(足首、手首など)

冷却する様子捻挫の多くは足首で発生しています。
特に外側の靱帯を痛める内反捻挫が全体の9割を占めます。
主な症状には痛みと腫れがあり、靱帯の損傷レベル1~3によって対処が変わります。
もし捻挫をしたら、応急処置として「RICE処置」を実施してください。
患部を氷のうや濡れタオルなどで冷やして炎症を抑えましょう。
テーピングや包帯があれば、関節を動かさないように圧迫・固定をして、ただちに医療機関を受けてください。
すぐに動けない場合は、最低限の固定で患部を心臓より高い位置にし、血流と腫れを抑えてください。
炎症のピークは24〜72時間ですが、痛みは受傷翌日に強く出やすいので、できるだけ次の日には来院してください。

捻挫に関するQ&A

Q.捻挫どうしたら早く改善しますか?
A.捻挫の応急処置は「安静・アイシング・圧迫・挙上」のいわゆるRICE処置が基本になりますが、一番重要なのはアイシングです。区切り線

Q.捻挫を放っておくとどうなりますか?
A.軽症、重症どの度合いでも靭帯が伸びて関節の固定力が低下するので、再度捻挫してしまう癖がついてしまいます。区切り線

Q.捻挫したら医療機関に行くべきですか?
A.もし患部に痛みや腫れがあれば、すぐに整形外科などの医療機関や整骨院・接骨院を受けることをおすすめします。
区切り線

Q.捻挫の痛みのピークはいつですか?
A.捻挫は、靭帯や関節包・腱・毛細血管の損傷により疼痛や腫れ・内出血・浮腫みなどを伴い受傷後の炎症は24〜72時間後でピークを迎えます。区切り線

Q.捻挫を自分で改善する方法はありますか?
A.受傷直後は、冷湿布や氷で冷やして炎症を抑えて、その後サポーターやテーピングで軽めに固定し、心臓より高い位置に保ちましょう。区切り線

Q. 捻挫しやすい方の特徴ありますか?
A.ハイヒールなどを履いて足の甲とすね部分の角度が広がると緩みやすく、不安定になってひねりやすいです。
また、足首が硬い方(柔軟性がない方)は、捻挫しやすいと言われています。

著者 Writer

著者画像
院長:寺内 大二
(てらうち だいじ)
生年月日:1975年11月1日
血液型:AB型
趣味:スポーツ観戦、ウォーキング
出身地:静岡県富士市
得意な施術:外傷、矯正
座右の銘:たいぜんじじゃく

患者さんへの一言:当院では、痛みを無くすことはもちろん痛みの出ない身体作りを目的に行っています。
施術はもちろんですがご相談だけでも行なっていますので気軽にお問い合わせください。

施術へのこだわり:当院が考える施術は、患者さんと協力しながら痛みの原因を減少させ回復力の総和を増やしていくことです。

【経歴】
1996年 東京福祉専門学校を卒業
2000年 東京医療専門学校柔道整復科を卒業
2003年 東京医療専門学校鍼灸科を卒業
2004年~ 松戸駅前中央鍼灸整骨院に勤務

【資格】
2000年 柔道整復師免許取得
2003年 鍼灸師免許取得
2011年 登録販売者取得
 

当院のご紹介 About us

院名:松戸駅前中央整骨院
住所〒271-0077 千葉県松戸市根本2-1
最寄:松戸駅から徒歩4分
駐車場:なし
                                 
受付時間 土・祝
9:00〜
12:00
-
15:30〜
20:00
14:30~
17:00
-
定休日は日曜です

【公式】松戸駅前中央整骨院 公式SNSアカウント 松戸駅前中央整骨院 ではFacebook・Instagram・LINEを運用中!

【公式】松戸駅前中央整骨院 公式SNSアカウント 松戸駅前中央整骨院 ではFacebook・Instagram・LINEを運用中!

【公式】松戸駅前中央整骨院
公式SNSフォローお願いします!

  • 新しい施術のご案内をしています
  • 受付時間変更などのご案内をしています
  • LINE[公式]で施術のご案内配信中